マツダは9日、ガソリン車でリッター30キロというハイブリッド車並みの低燃費を可能にした新技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を搭載した新型デミオ「13-SKYACTIV」の予約受注発表会を広島県府中町の本社で行った。山内孝社長兼最高経営責任者(CEO)は、「国内において"核"になる車種になる。SKYACTIV TECHNOLOGY搭載第1号ということで、社運をかけて出します。必ず成功させます」と力強く語った。
「SKYACTIV TECHNOLOGY」は同社が開発した走りと低燃費を高次元で両立させる新世代技術の総称で、エンジンやミッション、ボディーなど車全体の見直しを図り、基本性能を一新させた。同社は同技術搭載車種を順次展開すると発表。今回その先陣を切るかたちで、直噴1.3Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G」を搭載した「13-SKYACTIV」を発表した。9日から予約受注を開始し、30日から発売する予定。価格は140万円からとなる。
同モデルの特徴として、アイドリングストップ技術「i-stop」などと組み合わせることで低燃費を可能にし、さらに車の動きが滑らかで、快適な走行が可能なドライビングフィールの質感も高めた。山内社長は「走りの楽しさと優れた環境性能、安全性能のさらなる進化を目指し、走行性能や燃費性能を大きく向上させた。価格は同等燃費の競合他社(の車種)を大きく下回るものに設定するつもり」と自信を見せた。
同社は、「SKYACTIV TECHNOLOGY」の魅力を広める広報キャラクター「SKYACTIV アンバサダー」に、イタリアのサッカー・セリエA「インテル・ミラノ」で活躍する長友佑都選手を起用。同技術を紹介するため、長友選手が出演するCMを10日から放送する。山内社長は、長友選手を起用した理由を、「俊敏でスタミナにあふれ、外国人選手との体格差のハンディを努力でカバーし、世界一のサイドバックを目指す姿勢に、SKYACTIVの志と共通点があるため」と語った。
発表会には長友選手も登場。アンバサダーとして起用されたことに、「素直にうれしいです。(新CMのコンセプトである)『できるはず』という熱い思いが、僕の思いとシンクロして盛り上がってきて。これからマツダさんのために、できることはすべてやりたいと思います」と意気込んだ。
また発表会に先がけ、マツダのものづくりへの理解を深めるため、長友選手は工場見学と「13-SKYACTIV」の試乗会にも参加。試乗の感想を聞かれると「自分と一体化して走っている感覚。デミオに乗ると優しくなれます。僕も"走り"の部分では絶対に一番になりたいと思っていますし、良質な"走り"をしなければと思っています。デミオも中身からこだわっていて、ブレない、優しい運転ができたり、そういう走りが僕と似てるなと」と笑顔で答えた。工場見学の感想として「たくさんの人たちが作業をしている姿を見て、感動させられた。いろいろな人たちの思いがこもって1台の車になっている。感謝の気持ちを持って乗らないと」と話していた。
デミオのCMは、過去に痛い失敗があったので(!)
サッカー人気に乗っかっての再起といったところだろうね。
それにしても・・・。ニッポンゴールの瞬間を見たかった。(先日の試合。)